ウォーターサーバーを契約したいけれど、どのくらいの費用がかかるか分からない。
ウォーターサーバー利用中だけれど、節約したい。
このような悩みにお答えします。
私は6年以上ウォーターサーバー( プレミアムウォーター )を利用していますが、蓄財のため、支出を見直しているところです。
今回、ウォーターサーバーを見直したので、参考になると思います。
契約中のウォーターサーバー利用料を抑える3つのこと
現在利用しているウォーターサーバーを解約、変更せず、
現状の見直したポイントは以下です。
- 利用している水量は適切か
- ウォーターサーバーの水である必要はあるか
- 無駄に配送料がかかっていないか
利用している水量は適切か
一人あたり、月間どのくらいの水量が必要かご存じでしょうか。
算出方法は後述しますが、私は以下の2つの視点から確認しました。
- 1日にどのくらい水分が体内から抜けていくのか。(補充する量が必要)
- 災害時の備蓄には1日どのくらい必要か。(定期的に水を購入している目的として備蓄が1つの理由)
上記を目安に、水を無駄に利用していないかを確認します。
すべてウォーターサーバーの水である必要はあるか
ウォーターサーバーの水は、「飲料用」「料理用」として利用しています。
多くの方も、上記のいずれか、あるいは、両方に当てはまるのではないでしょうか。
私は、飲料用としてウォーターサーバーは利用したいと思っているのですが、
実は、料理用は、ウォーターサーバーの水じゃなくてもいいです。。
水の成分に特段のこだわりがある方は、置き換えが難しいかもしれませんが、
市販のペットボトル水などの置き換えも検討の余地があるかもしれません。
※ウォーターサーバーって一気に水を注げないので料理に使うには効率が悪いです。
※温水はさらに遅い。
お鍋に水を注ぐには、ペットボトルの方が向いている思います。
常温水を一気に注げます!コーヒーもペットボトルで!
無駄に配送料がかかっていないか
すでに、配送料については気にされている方が多いと思います。
しかし、送料を支払っている方は、改めて見直してみてください。
私の場合は、配送料無料の採水地があるにも関わらず、
熊本の採水地を利用していたため、配送料が別途かかっていました。
食材も九州地方のものを好んで購入していた(美味しいイメージ)こともあり、
水も熊本を選択していました。
送料を削るため、これまでも採水地を変更しようと思ったことはありますが、
熊本で自然災害などもあったことから、応援の意味を込めて購入を続けていました。
ただ、改めて考えると、自然災害の時には寄付したりしてるな。
応援が目的であれば、「別の形で支援」させていただければと考えなおしました。
【実体験】「利用料を抑える3つのこと」を実践し月6千円の削減.
もともと、高い基準で支払っていたのかもしれませんので、
他の方は、ここまで効果はないかもしれませんが、
「ウォーターサーバー」と「ペットボトル水」のハイブリットにすることで、
かなり改善できました。
ペットボトル水で代替することによる、メリット・デメリットは後述します。
事前条件:私の契約状況
私が利用しているウォーターサーバーは、プレミアムウォーターです。
スタンダードサーバー(ロングタイプ)を契約していますので、こちらをベースにご紹介します。
残念ながら、このタイプは、すでになくなっていますが、
後続タイプは、スリムサーバーIII (ロングタイプ)だと思います。
※話がそれますが、デザイン性を改良しているamadanaスタンダードサーバーも出ていて、乗り換えたい。。
私は完全リモートワークですので、ずっと家にいる状態です。
つまり、ウォーターサーバーの水を使いまくりです。
【見直しポイント①】利用している水量は適切か. → 妥当と判断.
「1日に必要な水分量の算出」「備蓄に必要な1日の水分量」を参考にして、
1日3リットル×30日 = 月90リットルを目安としました。
※1日3リットルとしているのは、飲料だけではなく、料理にも使用するからです。
飲料用として利用している方は、1日1リットルと考えるとよいかもしれません。
もし外出が多いと、1リットルでも余裕がある感じになりそうです。
二人だと月180リットルになります。
現在、月120リットルほど消費しています。
正直、Uberとか外食もしているので、まぁ妥当な範囲なのかなと思います。
1日に必要な水分量はどのくらい?
【結論】一人あたり約2-3リットル必要. ※備蓄を考えて3リットルを推奨。
成人男性は、体重の60%は水分で出来ていると言われています。
新生児は90%、高齢者では約50%と、年齢と共に水分量は低下すると言われています。
この水分量を維持するために、どうすればよいでしょうか。
単純です。
「体から出ていく量」を、「飲料や食事から摂取すればよい」ことになりますよね。
それでは、出ていく量を求めましょう。
【体から出ていく水分量】1日約2.5リットル.
体から出ていく要素としては、下記の3つがあります。
- 排泄物(尿・便)
- 不感蒸泄(ふかんじょうせつ)
汗以外に自然に失われる水分。 ※呼気や皮膚から蒸発する水分。 - 汗
それぞれ、1日にどれくらい失われるかの目安が下記になります。
項目 | リットル(日) |
---|---|
尿・便 | 1.3 |
不感蒸泄 | 1.0 |
汗 | 0.2 |
合計 | 2.5 |
だいたい1日約2.5Lと考えることができますが、
汗は、運動時などは1Lくらい失われる場合もありますので、あくまでも目安です。
【体に入ってくる水分量】飲料水、食事からは1日約2リットル摂る必要あり.
- 飲料水
- 食事
- 代謝水 … 栄養素が分解されるときに発生する水分
項目 | リットル(日) |
---|---|
飲料水 | 1 |
食事 | 1.1 |
代謝水 | 0.3 |
上も目安ですが、1日あたり約2.4Lです。
代謝水は体内で発生するため、取り入れるの約2.1リットルになります。
ウォーターサーバーの水は、飲料水だけの場合と
料理でも使いたい場合で、月当たりの利用量は大きく変わってきますね。
※後述する備蓄の目安では、食事から約2Lとされています。
備蓄として必要な水は、1日3リットル.
備蓄として推奨されている水の量は、1日約3Lです。
内訳としては、
「飲料用」として1リットル、
「調理・食事用」として2リットル必要と言われています。
【参考】どのくらいの期間、備蓄が必要か。→ 1人あたり最低3日~1週間.
以下、農林水産省が発行している資料ですが、過去の経験上、
災害時には、ライフライン復旧に1週間以上要するケースが多く、
この期間は最低、備蓄が必要となります。
【補足】備蓄検討の方は「水」だけでなく「食料」「カセットボンベ」もお忘れなく。
より詳しく備蓄について知りたい方は、
農林水産省の「家庭備蓄ポータル」を参考にしてみてください。
【見直しポイント③】採水地の見直しで送料無料
話の都合上、先にポイント③を説明します。
これまで、月平均3千円ほど、送料に費やしていました。
採水地を見直すことで、こちらを削減しました。
【見直しポイント②】 ウォーターサーバーの水は飲料用。料理はペットボトルで使い分け。
上記は、水量の割合です。
これまで、 プレミアムウォーター の水一択でしたが、
サントリーの天然水とのハイブリットにしました。
料理、コーヒーメーカーには、ペットボトルの方が使い勝手がいいです。
これによって、どのくらい効果があったか見てみます。
ウォーターサーバー代は月約2.3万円が1.7万円に削減.
結論からお伝えしますと、私の世帯では、
月平均約2.2万円、中央値約2.3万円の料金がかかっていますが、見直した結果、
月平均約1.8万円、中央値約1.7万円になっています。
内訳をみていきます。
ウォーターサーバーを利用するときの料金は、以下の合計値になります。
- サーバーレンタル代
- 電気料金代
- 水代
- 配送料
私が契約しているタイプでは、下記の通りです。
- サーバーレンタル代 → 0円
- 電気料金代 → 約630円. ※エコモード使用時:約500円.
※プレミアムウォーターHP より.
1,2は誤差の範囲内ですので、主料金は「水代」「配送料代」になります。
割合は、以下のグラフの通りです。
(単位:円) | 水料金 | 送料 | トータル料金 |
平均 | 19,195 | 3,168 | 22,363 |
中央値 | 19,870 | 3,300 | 23,170 |
(単位:円) | 水料金 | 送料 | トータル料金 |
平均 | 17,639 | 0 | 17,639 |
中央値 | 16,714 | 0 | 16,714 |
一か月あたりの水使用量は約130リットル。
(単位:リットル) | 水量 |
平均 | 126 |
中央値 | 144 |
夏場は、多く水を消費している傾向にあるようです。
また、気候以外でも、「外出が多い」「来客が多い」「自炊が多い」など
生活環境によって大きく変わるので、あくまでも目安として考えていただけたらと思います。
これが適切かどうかは、1日の摂取量から考えてみるとよいと思います。
8月が使用料のピークですが、7月よりも料金が下がっており効果あり。
ペットボトル活用のメリット・デメリット
私が思う、「メリット」「デメリット」を箇条書きしましたが、
メリットの方が多いと思います。
また、デメリットもそこまでデメリットと感じていません。
保管スペースくらいですが、ラックがあれば問題ないです。
- 常温水がすぐに飲める
- 料理に活用するときは、一気に注げる。
※ウォーターサーバーだと、遅い。。 - コーヒーメーカーへの水の補充など用途が多数
- 安い!
- 買いに行くのが大変
→ Amazonの定期配送で問題なし. 10%OFFにもなります. - ペットボトルのゴミが頻繁に出る
※燃えるゴミを出すタイミングで、こまめに出せばそれほどデメリットでもない - ラベルをは外すのが手間
→ ラベルレスのものもある。 - スペースが必要
→ 収納ラックなどがあると便利。
私は、水を補完する用のラックを用意しています。
どこまで使ったか分からなくなるので、一つ空けるようにしています。
その他の代替案
この記事を書いている時に知ったのですが、プレミアムウォーター(株)社は、
Loccaというサービスを提供しているのですね。
これは、ウォーターサーバーと浄水器の合わせ技みたいな感じで、
水道水をウォーターサーバーに入れておけば、「冷水」「温水」がすぐに出せて、
水もろ過されているので安心です。
水の成分にこだわりがある方には、こちらはお勧めできないですが、
こういう方法もあることを知りましたので紹介しておきます。
まとめ
以上、ウォーターサーバーの見直しでした。
- ウォーターサーバーの見直しは、「水量」「配送料」「ウォーターサーバー水の利用範囲」の3つで見直す
- 料理用は、ペットボトルの方が効率的
- 水は備蓄も考慮しておくのが吉
- 保管場所はラックがあると便利
今回、登場した商品・サービス
【ウォーターサーバー】プレミアムウォーター
サントリー天然水
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