入社した時、同期とあまり能力に差はなかったのに、今では大きく突き放されてしまった。。。なにが違うのだろう。
成果を出すには、成果を出すための「行動」をしなければいけないですね。今日は、私が見てきた”出来る人”に共通する特徴を紹介します。すぐに実践できる内容なので、為になると思ったら、ぜひ「行動」してみてください。
モチベーション・意志力に頼ってはいけない
どんどん成長する人と、現状維持、あるいは、衰退している人にはどのような差があるのでしょうか。モチベーションが高い、意識が高い人と思われる方もいるかもしれません。
モチベーションも大切ですが、他の要素はないでしょうか。
私の経験上、モチベーションよりも継続する力が大切だと思っています。
モチベーションが高い時だけやる、たまたま時間が取れたのでやる、
といったことではなく、歯を磨くように毎日当たり前にある作業をし続ける人が、新しい仕事の仕方であったり、改善活動が進んでいくように思います。
それでは、何を継続しているのか。
毎日、内省すること
それは、振り返り・内省することです。
※成果を出す人の思考・習慣は他にもありますが、今回は内省にフォーカスして説明いたします。
「なんだ、そんなことか」と感じた人もいると思いますが、実際やっている人は少ないのではないでしょうか。
内省のタイミングは人によって、まちまちです。
- 一日の最後(終業時、寝る前)に実施する人
- 作業の区切りで実施する人
- 都度、振り返る人
いくつかのパターンがありますが、いずれにせよ、仕事に対して「振り返る」習慣を持っている人は、どんどん成長していきます。
多くの人は、忙しくて振り返っている時間などない。と反論されるかもしれませんが、振り返って改善しないからこそ時間がとれない、と捉えるべきだと思います。
内省のやり方
内省のやり方は様々です。
ここでは、私が実践していた方法を紹介します
これ以外にもありますので、いろいろ調べて、自分に合った方法でやってみてください。それが一番、効果があり継続すると思います。
大きく「マインド」と「思考」の二つに分けて紹介します。
▽マインド編
論語の三省などを活用し、自分用にカスタマイズ。
- 周囲に対して、誠実に接していたか
- 自分自身に偽りはないか
- 利己的な行動はなかったか
▽思考編
STAR法。就職活動等でご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
自身の行動に対して、以下のフレームワークで整理することで、思考プロセスが明確になります。こういった経験を蓄積しておくことで、転職・就職活動時にも役立つと思います。
Situation | どのような状況で |
Task | どのような課題を持ち |
Action | どのような行動をし |
Result | どういう結果を得たか |
まとめ
本日、お話したことは下記です。
- 継続することが大切
- 内省を行い、改善すること
- 自分に合った方法を探すこと
毎日の小さな改善が「複利の法則」によって、長期的に大きな差となります。
毎日1%の改善を心掛けてみてください。1年後には大きな差となって表れてきます。
複利の法則について興味がある人は、別途調べてみてください。
ここでは、イメージだけ記載しておきます。
グラフからわかる通り、一目瞭然です。
具体的には下記の倍数となりますが、あまり具体的な数字にとらわれず、少しづつ改善していくことが重要です。
1%の改善 | 約38倍 |
0.1%の改善 | 約1.4倍 |
1%の後退 | 約0.03倍 |
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