【書評】リーダーに強さはいらない (三城雄児)から学ぶ3つのこと

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いくお
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今回はタイトルの書評をしようと思います。

リーダーは強くなければならない、という固定概念を持ってないでしょうか。
タイトルの通り、必ずしもリーダーは強くある必要はなく、むしろフォロワーを活かすことが重要だと主張しています。

リーダーとして意識しておきたいポイントが幅広く紹介されておりましたが、中でも私が気づきを得た3つを紹介します。

すべてを一人でやろうとしてはいけない。自分にしかできないことに時間を使う

よく聞く言葉ですし、意識高い人には当たり前の考え方かもしれません。
しかし、実際に出来ているか、という視点でとらえ直すと、まだまだ出来ていない人も多いのではないでしょうか。

私の見直すべきポイントと感じた状況は以下です。

リーダーとして、プロジェクトを成功に導くためには、 リスク管理は欠かせない要素です。
例えば、メンバーがミスを行うことは、リスクの一つと考えれられます。

リスク管理としては、
メンバーが重大なミスをしないように、”仕組み”を構築することが考えられるでしょう。

しかしながら、緊急対応などイレギュラーのケースでは、自分がやった方が、”早くて安全”という発想になってしまうことがあります。

しかし、下記の引用から、これはリーダーがすべきことではない、とこれまでのやり方を見直すきっかけとなりました。

たとえ、仕事ができない人を育てる能力があったとしても、リーダーはリーダーにしかできない仕事をこなして、後はフォロワーに任せておく方が、チーム全体の底上げになります。

フォロワーが失敗をしたら、「リーダーとしての経験を積んでいる」 という考え方をしなければいけません

自分が緊急対応を実施してしまうと、メンバーはその経験が詰めないため、成長の機会を奪い、チーム全体としてのレベルは上がりにくくなってしまいます。

人に任せることに勇気がいる時もありますが、長期視点でチームを育むという視点を取り入れ手放せるものは手放していく必要性を改めて感じました。

そして、自身が何に時間を使うのかを、あるいは、使わないのか、定期的に見直した方がよいと考えます。

弱気になるな、情熱を絶やすな。ビジョンを共有する

メンバーのモチベーション低下は、多くの組織にも当てはまると思います。

私もそうですが、このような状況に直面すると、
「なぜやる気がないのか?」
「どうすればやる気を出してもらえるのか?」
と、相手に対して思考を巡らしてしまいがちです。

私が、まさにこの状態を経験したことがありますが、以下の言葉にハッとしました。

あなた自身の気持ちが燃えていないということはないでしょうか?
あなたの影響を受けて、 フォロワーも弱気になっているのではないでしょうか?

確かに、自分が何を目指しているのか、
ビジョンを描き、共有できていませんでした。

著者も、自身が何をやりたいのかを伝え続けて、このような状況を打破したようです。
他人のモチベーションに思考を巡らすよりも、自身が何を成し遂げたいのかを明確にし、自らが取り組むのが最善策な気もします。

1日1回自分と向き合う

私は意識的に内省をしています。
自己成長や自身のキャリアを考えるためにも有益であると考えているからです。
一方で、前述したように内省はリーダーシップにも役に立ちます。

本書では述べられていませんが、
リーダーシップは下記のように、まずは、リード・ザ・セルフから始まるといいます。

  • リード・ザ・セルフ(Lead the Self)
  • リード・ザ・ピープル (Lead the People)
  • リード・ザ・ソサエティ(Lead the Society)

自分自身を客観的に見るのは難しいかもしれませんが、
自身の発言を様々な立場から、どう見えているのかを考えることが重要です。

内省のやり方は、何通りもあると思いますが、
書籍では、以下のような具合に、視野が広がっていく問いかけが紹介されておりました。

あなたにとって、チームとは何ですか?

あなたにとって、リーダーとは何ですか?

あなたにとって、フォロワーとは何ですか?

あなたにとって、人生とは何ですか?

あなたにとって、仕事とは何ですか?

あなたにとって、幸せとは何ですか?

あなたにとって●●とは何ですか?
答えに窮しますが、毎日を垂れ流すように過ごさず、
自分と向き合い、意識的に内省を取り入れたいポイントです。

まとめ

リーダーが直面するシチュエーションが、幅広く紹介されていました。
あまり難しくなく、さらっと読めてしまいます。
が、その一言が、貴重な言葉だと認識できるかどうかは、経験によるところが大きいかもしれません。

頭の中にタグ付けをしておくだけでも有効だと思います。

参考

下記の記事でも、内省の重要性は感じていました。
内省の方法は、いろいろ試してみたいところです。

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