在宅環境が長く続いており、マンネリ化してきたのか、少し作業効率が下がってきたように感じています。リフレッシュもかねて、在宅環境をより働きやすい環境にしたいと思い、部屋の掃除をしました。
LRUの考えかたで、部屋の整理をしたことで、快適な環境になったので、紹介します。
みなさんも、部屋を見直し、働きやすい、くつろぎやすい、環境にしてみてはいかがでしょうか。
探し物をしている時間は年間約80-150時間
効率的に働くためには、ムダを排除していく必要があります。
探し物をしている時間は、年間150時間にも及ぶと
書籍「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」で指摘しています。
また、コクヨが発表している調査結果では、年間80時間(1日約20分×労働日数240日)にもなると言われています。
いずれにせよ、探し物だけで、それだけの時間を費やしているのはもったいないですね。
時間だけではなく、「作業中に集中が途切れる」「急いでいる時の数十分」も考慮すると、かなりのムダになっていると考えられます。
今回は、物理的な整理整頓を行った結果、ストレスフリーになったので紹介します。
最もよく使うものを中心に考える
LRU(Least Recently Used)の考え方を取り入れる
「LRU(エルアールユー)」など、IT関連以外の方々には、聞きなれない言葉だと思いますが、難しい話ではないです。
簡単に説明すると、PCのメモリ管理で使われている手法で、「最も長い間使用していないものをメモリから削除する」方法です。
つまり、よく使うものだけが残っていく管理方法といえます。
限られたメモリを有効に活用するために、いくつかの方式があるのですが、LRUの考え方を部屋の中に取り入れました。
よく使うものをデスクのまわりに置いて、スピード感を持って仕事ができる、あるいは、すぐにくつろげる、ようになります。
必要な収納ボックスをそろえる
カラーボックス
私は、これまでカラーボックスを使ったことがありませんでしたが、下記の書籍を参考に3段のカラーボックスを購入しました。
私はカインズの3段ボックスを購入しましたが、気にいればどこのメーカーものでも構わないと思います。
なお、3段の使い分けは書籍とほぼ同じ考えで下記のように整理しました。
- 【1段目】最もよく利用するもの
- 【2段目】普段利用するもの
- 【3段目】たまに利用するもの
このルールに則り、使うものをカラーボックスに収納していきます。
印刷をよくするので、コピー用紙を一番上へ。
1段目には、ウェットシートや、リモコン、ペンなどがあります。(昼休み用にキンドルも☆)
2段目には、ミーティングで使うヘッドフォン、手帳、CDドライブなどがあります。
3段目には、出かける時に鞄や、ノートPCカバーなどを配置しています。
寝る前に使うものはまとめて無印のボックス
きちんと整理して収納するのもよいですが、よく使うものは毎回整理するのが面倒です。
こういうものは、ボックスに放り込むようにしています。
私は、就寝、起床時の習慣として、
- お風呂上り(たまに)耳かきをする
- 寝る前にアロマでリラックスする
- 寝る前にキンドルで本を読む
- 寝る前に電気を消す
- 寝起きに電気をつける
- 寝起きに体温を測る
があるため、それらをすべて入れています。
埃が気になる人は、フタも一緒に購入するとよいかもです。
注意点
あくまでも、最もよく利用するものを中心に考えることです。
カテゴリーごとに整理するのではありません。
例えば、「鉛筆」「消しゴム」「ボールペン」これらは書くものとしてセットで管理しておきたいと考えるかもしれません。
しかしながら、私は普段、ボールペンしか使わないため、鉛筆、消しゴムは滅多に使うことはありません。
そのため、机の近くにはおかないようにしています。
家に管理はしていますが、これらはクローゼットの中のボックスにしまっています。
よく利用するようになれば、机の近くにまた配置します。
まとめ
本質的なコトに時間を割くためには、ムダをそぎ落とす仕組み作りが大切だと思います。
今回は、探す時間のムダを排除し、必要なモノを必要な時に瞬時にアクセスできる整理方法について紹介しました。
私は、「耳かき」「メジャー」「体温計」などをなくし、よく探していたのですが、今では瞬時にアクセスすることができるようになり、快適です。
今後も、少しづつ改善し、効果があったものは共有していけたらと思います。
今回、参考にした書籍、利用しているグッズ類の紹介
1段目
ウェットシートケース
朝/夜用のボックス
2段目
ヘッドフォン入れ
DVD/CDドライブ立て
3段目
小さいかばんを入れているボックス
トップ
コピー用紙入れ
その他
参考書籍
アロマ
睡眠の質を高めるためにアロマを利用しています。
こちらに関しては下記の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。